「親のお墓をたたみたいけれど、その費用っていったい誰が払うんだろう」。
そう感じて立ち止まる方は多いです。
結論から言うと、誰が払うかに法律上の決まりはありません。
慣習ではお墓を継ぐ人が中心ですが、兄弟で分け合っても大丈夫です。
この記事では、負担パターン・費用相場・揉めない話し合いの進め方まで、調べた内容をまとめました。
正直、お金の話を兄弟に切り出すのが一番こわいんですよね…。
分かります。
だからこそ「誰が・何を・いくら」を先に整理しておくと、ぐっと話しやすくなりますよ。
結論|墓じまいの費用に「誰が払う」決まりはない
墓じまいの費用を誰が払うかに、法律上の決まりはありません。
慣習では、お墓を継ぐ立場の人(祭祀承継者)が中心になって負担するケースが多いです。
ただ、兄弟や親族で分け合っても問題ありません。
大事なのは、作業を始める前に家族で決めておくことです。
費用を抑えつつ、離檀交渉や行政手続きの手間も減らしたい方向けに、全国対応の墓じまい代行サービスを先に一覧で紹介します。
各社の詳しい解説は記事の後半にまとめました。

- 初期費用: 見積もり無料(お墓の写真だけでも見積もり可。簡単見積もりフォームは1営業日以内に返信)
- 写真を送れば即日でお見積もり
- 問い合わせには1営業日以内に必ず返信
- 料金形態: 1㎡ 181,500円(税込)〜(遺骨取り出し・解体処分・整地・行政手続き代行を含むセットプラン。供養先は永代供養墓33,000円〜/海洋散骨38,500円〜の別料金)
- 対応方法: 電話・メール・写真送付
- 対応エリア: 全国対応(埼玉県川口市拠点)
- 写真を送れば即日で見積もりが出る墓じまい
- 離檀交渉は代行しないため別途対応が必要
- 1㎡未満の小規模墓地は割高になる
- 深夜・早朝の対応は限定的

- 初期費用: 見積もり無料
- ご注文から施工まで最短20日
- 相談・お見積りはいつでも無料
- 料金形態: 墓の撤去14.3万円〜・離檀代行13.2万円〜・永代供養3.3万円〜
- 対応方法: 電話・メール・資料請求
- 対応エリア: 全国対応
- 最短20日で終わる離檀代行つきの墓じまい
- フルパッケージだと総額が高額になる
- 墓地の状況により追加費用あり
- 対面相談は限定的

- 初期費用: 見積もり無料
- お寺への離檀の申し出を代行してもらえる
- 見積もり・相談・現地確認はすべて無料
- 料金形態: 4万円/㎡〜(霊園ごとの基本料金表あり・見積もり無料)
- 対応方法: 電話・Web・写真送付
- 対応エリア: 東京・神奈川・埼玉・千葉
- 離檀の申し出まで代行する首都圏専門の墓じまい
- 対応エリアが東京・神奈川・埼玉・千葉に限られる
- 料金は霊園ごとの基本料金表方式で、全国一律の総額提示ではない
お墓を継ぐ人(祭祀承継者)が中心になることが多い
お墓やお仏壇といった「祭祀財産」は、民法で承継のしくみが決められています。
系譜、祭具及び墳墓の所有権は、(中略)慣習に従って祖先の祭祀を主宰すべき者が承継する。
民法第897条(e-Gov法令検索)
つまり、お墓を引き継ぐ人(祭祀承継者)が決まっている場合は、その人が中心になって動くのが自然な流れになります。
とはいえ、これは「費用を全部その人が払いなさい」という意味ではないんですよね。
「中心になる人」と「払う人」は、必ずしも同じじゃないんですよ。
実際は「言い出した人」が払うケースも
現実には、墓じまいを最初に提案した人がそのまま費用を負担する、というパターンもよく見られます。
誰が払うかが曖昧なまま進めると、あとで「聞いてない」という不満につながりやすいので注意が必要です。
墓じまいの費用は誰が払う?よくある4つの負担パターン
誰が払うかは、家庭の事情によって本当にさまざまです。
よくある4つのパターンを整理しました。
うちはどのパターンになるんだろう?
① お墓を継ぐ人(祭祀承継者)が全額負担する
お墓の名義人や、それを継ぐ人がまとめて支払う形です。
話がシンプルにまとまりやすい反面、一人に負担が集中するのが悩みどころになります。
② 兄弟姉妹・親族で分担する
兄弟や親族で費用を出し合う方法です。
墓じまいの費用を兄弟で分けたい、というご相談はとても多いです。
「撤去費用は親族一同で、新しい供養先の費用は承継者で」というように、項目ごとに切り分けて相談するやり方もあります。
- 一人あたりの負担が軽くなる
- 「みんなで決めた」という納得感が残る
- お墓に関わってきた人全員が当事者になれる
- 誰がいくら出すかで揉めやすい
- 連絡が取りづらい親族がいると話が進まない
- 口約束だと後から食い違いが起きる
兄弟で出し合うのは平等そうだけど、決め方が難しそう…。
③ 言い出した人が中心になって負担する
「自分が動かないと誰もやらない」と感じて、提案した人が引き受けるケースです。
負担が偏るぶん、他の親族には作業の報告や相談だけでもしておくと、後々の関係が穏やかに保てます。
④ 生前に本人が費用を準備しておく
終活の一環として、お墓の持ち主が生前に費用を用意しておく方法も増えています。
残された家族の負担も、誰が払うかという悩みも減らせる、前向きな備えだと思います。
正解は一つじゃありません。
家族が納得できる形がいちばんですよ。
そもそも墓じまいの費用はいくら?内訳と相場
誰が払うかを話し合う前に、まず総額の目安をつかんでおきましょう。
墓じまいにかかる費用の総額は、おおよそ30万〜300万円が目安とされています。
幅が大きいのは、お墓の広さや供養先の選び方で変わるためです。
| 費用の項目 | 相場の目安 | 支払い先 |
|---|---|---|
| 墓石の解体・撤去 | 1㎡あたり8〜15万円 | 石材店 |
| 閉眼供養のお布施 | 3〜10万円 | お寺・僧侶 |
| 離檀料 | 5〜20万円 | 菩提寺 |
| 行政手続き(改葬許可) | 数百円〜1,500円ほど | 自治体 |
| 新しい供養先 | 5〜80万円 | 霊園・寺院など |
墓石の解体・撤去工事費
お墓を更地に戻して管理者へ返すための費用です。
墓地の広さで変わり、1㎡あたり8〜15万円ほどが目安になります。
重機が入りにくい立地だと、作業の手間が増えて費用が上がることもあるみたいです。
同じ広さでも、場所によって金額が変わるんですね。
閉眼供養(へいげんくよう)のお布施
閉眼供養とは、お墓から魂を抜く「魂抜き」とも呼ばれる儀式のことです。
僧侶に読経してもらうお布施として、3〜10万円が目安とされています。
離檀料(りだんりょう)
離檀料とは、お寺の檀家をやめるときに、これまでの感謝として渡すお布施のことです。
法律で決まった金額ではなく、5〜20万円ほどが目安とされることが多いです。
離檀料は「必ず払う義務」のあるものではありません。高額を求められて困ったときは、一人で抱え込まず、墓じまいの代行サービスや専門家に相談する選択肢もあります。
改葬先(新しい納骨先)の費用
取り出したご遺骨をどこに移すかで、ここの費用は大きく変わります。
合祀タイプの永代供養なら5〜30万円、樹木葬は10〜80万円ほどが目安になります。
供養先をどこにするかで、総額がぐっと変わってきますよ。
永代供養の費用を誰が払うかについては、こちらの記事でも詳しく解説しています。
兄弟・親族と揉めないための話し合いの進め方
費用の問題は、金額そのものより「進め方」でこじれることが多いんですよね。
順番を意識するだけで、ぐっと穏やかに話が進みます。
総額のおおよそを共有する
まず費用の全体像を家族に伝え、同じ前提に立ちます。
負担の方針をいっしょに決める
承継者がまとめるのか、分担するのかを相談します。
項目ごとに分けて考える
撤去費・供養先費など、項目で切り分けると公平感が出ます。
決めた内容を文章に残す
口約束ではなく、メモやメッセージで残しておきます。
いきなり「いくら出して」って言うと角が立ちそう…。
そうなんです。
だから金額の前に「全体でこのくらいかかるみたい」と情報を共有するのが先なんですよ。
一人に負担を押しつける形で話を進めると、その後の親戚づきあいに長く影響が残りがちです。お金の話こそ、あいまいな点を残さないようにしましょう。
- 費用の総額と内訳を家族で共有したか
- 負担する人・割合を全員で決めたか
- 連絡しづらい親族にも一声かけたか
- 決めた内容を文章で残したか
「文章で残す」って、ちょっと大げさに感じるかもしれません。
でも、これが一番のお守りになるんです。
例えば総額80万円を3兄弟で均等に分けるなら、一人あたり約27万円ずつ。撤去費だけ親族一同で、供養先の費用は承継者が、という分け方もあります。どちらが正しいということはなく、納得感が大事です。
みんなの声|費用負担をめぐるリアルな悩み
同じように悩んでいる人の声を見ると、自分の状況が整理されることもあります。
実際の相談をいくつか紹介します。
悩んでるのは自分だけじゃないんだ、って思えると少し楽になりますよね。
このケースのように、「誰が払うべきか」と「払える人が誰か」がずれると、感情的にこじれやすいです。
法律上の支払い義務がない以上、まずは関係者で話し合うしかない、というのが正直なところです。
「法的な支払いの順位」を気にされる方は多いのですが、墓じまい費用に明確な順位は定められていません。
だからこそ、早めに親族で集まって方針を決めることが、結果的に費用も気持ちも軽くしてくれます。
墓じまいの費用が払えない・高いと感じたときの対処法
「思っていたより高い」と感じても、打てる手はいくつもあります。
落ち着いて一つずつ見ていきましょう。
一括で何十万円も…って言われると、さすがにきついです。
親族の範囲を広げて相談する
承継者だけで抱えず、声をかける範囲を少し広げてみる方法です。
お墓に縁のある人なら、費用の一部を出してもいいと考えてくれることもあります。
声をかけるだけでも、状況が動くことってあるんですよ。
自治体の補助・支援制度を確認する
一部の自治体では、墓じまいや改葬に関する支援制度を設けている場合があります。
ただし、制度の有無も金額もお住まいの地域でまったく異なります。
詳細はお住まいの自治体のHPまたは窓口に必ずお問い合わせください。
補助金の調べ方については、こちらの記事も参考になります。
メモリアルローンを検討する
金融機関や葬祭関連の事業者が用意する、供養に使えるローンもあります。
一度に用意するのが難しいときの選択肢として、無理のない範囲で検討してみてください。
一括見積もりで工事費を抑える
同じ墓じまいでも、依頼先によって見積もりはかなり変わります。
複数社をまとめて比較できるサービスを使うと、相場感がつかめて費用も抑えやすくなりますよ。
お金が足りないときの具体的な対処は、こちらでも詳しくまとめています。
費用を払わず放置するとどうなる?
「払う人が決まらないから、そのままにしておこう」。
気持ちは分かりますが、放置にはリスクがあります。
放っておくと、かえって負担が大きくなることもあるんです。
管理費を請求され続ける
お墓を残したままだと、年間の管理費は発生し続けます。
払う人がいなくなっても、契約上は承継者や親族に請求が向かうことになります。
無縁墓として撤去されることがある
管理費の未納が続くと、一定の手続きを経て無縁墓として扱われる場合があります。
そうなる前に、家族で向き合っておくほうが、気持ちの面でも穏やかだと思います。
「あとで」と思っているうちに、負担だけが積み上がっちゃうんですね。
なお、改葬の手続きや墓地に関するルールは「墓地、埋葬等に関する法律」で定められています。
正しい手順は墓地、埋葬等に関する法律(e-Gov法令検索)でも確認できます。
費用を抑えるなら|全国対応の墓じまい代行サービス3選
「どこに頼めばいいの」という疑問にもお答えしておきます。
全国どこからでも依頼できて、費用が分かりやすいサービスを3つ選びました。
遠くのお墓でも、家にいながら相談できるのは助かります。

- 初期費用: 見積もり無料(お墓の写真だけでも見積もり可。簡単見積もりフォームは1営業日以内に返信)
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- 料金形態: 1㎡ 181,500円(税込)〜(遺骨取り出し・解体処分・整地・行政手続き代行を含むセットプラン。供養先は永代供養墓33,000円〜/海洋散骨38,500円〜の別料金)
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ミキワの墓じまい|全国統一価格で費用が読める

| 初期費用 | 見積もり無料(お墓の写真だけでも見積もり可。簡単見積もりフォームは1営業日以内に返信) |
|---|---|
| 料金形態 | 1㎡ 181,500円(税込)〜(遺骨取り出し・解体処分・整地・行政手続き代行を含むセットプラン。供養先は永代供養墓33,000円〜/海洋散骨38,500円〜の別料金) |
| 対応方法 | 電話・メール・写真送付 |
| 対応エリア | 全国対応(埼玉県川口市拠点) |
写真を送れば即日で見積もりが出る墓じまい
まず費用の目安だけ知りたい、という方に向いています。
ミキワはお墓の写真を送れば即日でお見積もりが出ますし、問い合わせにも1営業日以内に必ず返信があると明記されています。放置されるのが不安な方も安心ですね。
料金は181,500円(税込)〜。行政手続きの代行まで含まれていて、手続きがスムーズにいけば1ヶ月程度で完了します。
- 写真を送れば即日でお見積もり
- 問い合わせには1営業日以内に必ず返信
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- 深夜・早朝の対応は限定的
わたしたちの墓じまい|離檀交渉まで任せられる

| 初期費用 | 見積もり無料 |
|---|---|
| 料金形態 | 墓の撤去14.3万円〜・離檀代行13.2万円〜・永代供養3.3万円〜 |
| 対応方法 | 電話・メール・資料請求 |
| 対応エリア | 全国対応 |
最短20日で終わる離檀代行つきの墓じまい
法要の日程が決まっていて急ぎたい、という場合に頼りになります。
ご注文から施工まで最短20日と明示されていて、撤去工事そのものは2〜4日程度。いつまでに終わるかの見通しが立てやすいのが良いところです。
お寺への連絡から永代供養先の手配までまるごとお願いでき、相談・お見積りはいつでも無料です。
- ご注文から施工まで最短20日
- 相談・お見積りはいつでも無料
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- フルパッケージだと総額が高額になる
- 墓地の状況により追加費用あり
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| 初期費用 | 見積もり無料 |
|---|---|
| 料金形態 | 4万円/㎡〜(霊園ごとの基本料金表あり・見積もり無料) |
| 対応方法 | 電話・Web・写真送付 |
| 対応エリア | 東京・神奈川・埼玉・千葉 |
離檀の申し出まで代行する首都圏専門の墓じまい
墓じまいで最初につまずくのが、お寺への離檀の切り出しです。
e-墓じまいはこの申し出そのものを代行してくれるので、自分から頭を下げに行かずに済みます。離檀交渉で気が重い方には心強い存在だと思います。
対応は東京・神奈川・埼玉・千葉の4都県に絞っていて、費用は4万円/㎡〜。見積もり・相談・現地確認はいずれも無料です。
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- 見積もり・相談・現地確認はすべて無料
- 東京・神奈川・埼玉・千葉に専門特化
- 対応エリアが東京・神奈川・埼玉・千葉に限られる
- 料金は霊園ごとの基本料金表方式で、全国一律の総額提示ではない
よくある質問
法律上の決まりはなく、慣習ではお墓を継ぐ人(祭祀承継者)が中心になります。ただし兄弟や親族で分担しても構いません。誰が払うかより、事前に家族で合意しておくことが大切です。
分けても問題ありません。一人に集中させず、撤去費は親族で・供養先は承継者で、というように項目ごとに分ける方法もあります。割合に正解はないので、納得感を優先しましょう。
親族の範囲を広げて相談する、自治体の支援制度を確認する、メモリアルローンを使う、一括見積もりで工事費を抑える、といった方法があります。制度の有無は自治体ごとに異なるため窓口で確認してください。
離檀料に法的な支払い義務はありません。あくまで感謝を示すお布施で、5〜20万円ほどが目安とされます。高額を求められて困ったときは、代行サービスや専門家に相談すると安心です。
管理費の請求が続き、未納が重なると無縁墓として撤去される場合があります。放置しても負担は残るため、早めに家族で方針を決めるのがおすすめです。
まとめ
- 墓じまいの費用を誰が払うかに法律上の決まりはない
- 慣習では祭祀承継者が中心、ただし親族で分担してもOK
- 総額の目安は30〜300万円、内訳を共有してから話し合う
- 払えないときは相談・支援制度・一括見積もりで負担を軽くできる
お金の話は気が重いですが、先に向き合った家族ほど、あとが穏やかになります。
まずは無料見積もりで総額の目安をつかむところから、はじめてみてくださいね。




